【国試が不安でも】臨床検査技師の国家試験に必ず合格できる勉強法

臨床検査技師
・検査技師の国家試験に合格するための最短方法が知りたい
・学校の成績は悪いけど絶対に国試に合格したい
・国試に受かるかどうか心配

こんな方に向けての記事になっています。

✓ この記事の内容

  • 検査技師国家試験に向けてこれだけはやること5選
  • 国試対策におススメの教材
  • 国試に受かるためにやってはだめなこと

学生の時、まじめに授業を受けてこなかった私が検査技師の国家試験に1発で合格した方法をお伝えします。

私立大学で成績もそんなに良くなくて、単位を落としたりすることもありました

ですが、合格するために実践して国試直前の模試で8割点数、国試の点数は152点で合格しました。

これをすればきっと合格間違いなしです。ちなみに私は8月から勉強を始めて半年で合格しました。

ただし、今までしっかり勉強してきて模試も合格圏内の人、国家試験に自信がある人には当てはまらないと思います。そんな人はスルーしてください。

臨床検査技師の国家試験合格に向けてやること5選

  1. ひたすらに過去問を解く
  2. 過去問の不安なところを埋めていく
  3. 得意な科目をつくる
  4. 苦手な科目は捨てる
  5. 隙間時間はアプリを使う

① ひたすら過去問を解く

臨床検査技師の国家試験は過去10年の過去問を基準に作られています。そのため、過去問を完璧にこなしていれば必ず合格することができます。

10年分の過去問を10回必ず解いて試験に臨んでください。

10回も過去問をすれば、それだけで5割は点数が取れると思います。

よく出題される問題、ひっかけ問題を把握することができます。

ちなみにすべての教科を15回解いて国試に臨みました。

② 過去問で不安なところを埋めていく

過去問を解いていって、わからない単語を調べていきます。

過去問を解くだけでも点数は劇的に上がります。しかし、確実に6割の点数を取るためには、過去問を解いてわからない箇所を埋めていくことも必要です。

例えば、TCAサイクルの脱炭素反応の問題を解いたら、TCAサイクルの図は頭に入れていくという感じです。

③ 得意な科目をつくる

・臨床検査総論(10問)
・臨床検査医学総論(5問)
・臨床生理学(13問)
・臨床化学(16問)
・病理組織細胞学(14問)
・臨床血液学(9問)
・臨床微生物学(11問)
・臨床免疫学(11問)
・公衆衛生学(5問)
・医用工学概論(6問)

上記の10科目で試験は構成されており、午前・午後ともこの点数配分です。合計200点になります。

この中で得意な科目、つまり確実に点数が取れる科目を見つけてください。できれば点数配分が高いほうがいいです。

その科目だけは満点がとれるくらいの自信をつけておきます。

ちなみに私は生理学と免疫学が得意でした。国試では、免疫に関しては予想が外れて点数が取れませんでしたが、生理は満点取りました。

④ 苦手な科目は捨てる

苦手な科目は時間をかけるのがもったいないので、捨ててください。ただし、過去問だけは苦手でも必ず解くようにしてください。さっきも言った通り、過去問を解いていれば5割は点数が取れるようになります。

苦手な科目の点数を取ろうとすることは、はっきり言って時間の無駄です

合格点数は200点満点中120点、つまり6割とれば合格です。最悪80点はとれなくても合格できるので、苦手な科目に時間を使うよりも得意な科目の点数を伸ばすことを考えたほうが得策です。

⑤ 隙間時間は過去問アプリを活用

隙間時間にもアプリを活用して過去問を解いていきます。アプリを使うとクイズ感覚で勉強できるのでおススメですよ!

お風呂に入っている間、学校に行くまでの電車の中などいろんなところでアプリ活用していました。

おススメの参考書・アプリ

  • 医学領域における臨床検査学入門 【藤田保健衛生大学『臨床検査学入門』編集】
  • 臨床検査技師国家試験問題集2020年版【医歯薬出版】
  • アプリ:臨床検査技師国家試験 medixtouch
教科書以外に活用しました。かなりおススメです。

医学領域における臨床検査学入門 

過去問から作られている参考書になるので、国試の出題傾向がわかる1冊になっています。カラーのページが豊富でしかも国試に出題された画像も載っています。

10科目の重要な部分が1冊にまとめられているので、教科書を見なくてもこの本さえあれば大丈夫です。

臨床検査技師国家試験問題集2020年版【医歯薬出版】

医歯薬出版の問題集は各教科ごとに区切りがついていてわかりやすいです。解答も最後のページにまとまっているので、答えをチラ見してしまうこともないです。

問題集を各教科ごとにバラバラにして、ホッチキスで止めて使用します。まるまる一冊持ち歩くのは重いので、その日勉強する科目と解答だけ持って学校に行っていました。

ただし、金原出版の過去問のほうがいい、ほかの過去問をもう持っているという人はそれでも大丈夫だと思います。できれば過去10年の問題を解いておいたほうがいいと思います。

アプリ:臨床検査技師国家試験 medixtouch

分野や年/回ごとにクイズ形式で勉強できます。さらに正答率も出るので、自分がどこを間違えやすいのかがはっきり分かります。

さらにキーワードを検索することもできるので、集中して解きたい項目があるときにも役に立ちます。

国試前にやってはだめなこと

  • 1から勉強しなおす

もちろん国試に自信がある人は1から勉強しなおしたほうがいいと思います。

ただ、今回はもともと勉強が得意でない人、学校の授業をまじめに受けなかった人に向けて発信しているので、そういう人は時間を有意義に使ったほうがいいです。

  • 過去問を使わない

これもさっきと同じになりますが、1番の近道は過去問をひたすらに解くことです。傾向と対策がわかるので必ず過去問は使ってください

  • 苦手な科目は全く手を付けない

苦手な科目も過去問だけはやっておいたほうがいいです。何度も言いますが、国試は過去問メインでつくられるので全教科10回は目を通してください。

  • 人に頼らない

どうしてもわからないところは人に聞きましょう。一人で悩んでも時間が経つばかりです。人も時間も有効活用してください。

 

まとめ:過去問を制する者は国試を制す

少しでも参考になったでしょうか。

国試までもう半年しかない。やばい。なんて人でも大丈夫。ここに合格した人がいます。

それまで勉強してこなかった分、最後の半年は本気で勉強しました。国試は範囲が広いので大変ですが、ほぼ暗記することで合格することができます。

がんばってください。一緒に臨床検査技師として働きましょう。

それでは、また。