マスクが原因で治らない肌荒れニキビの対策

臨床検査技師
・マスクを着けないといけないけど肌荒れがやばい…
・マスクするとニキビが増える…

こんな人に向けての記事になっています。

✅ 記事の内容

  • マスクをつけるとおこる肌荒れの種類
  • マスクによる肌荒れの対処法

医療現場で働く人にとってマスクをつけることは日常茶飯事です。特に使い捨てマスクである不織布マスクでの肌荒れが多くなっています。

現在では新型コロナウイルスでマスクを業務外でもつけることが多くなりました。

花粉症の時期は肌が荒れまくっていた私が実際にしている治療法をお伝えします。マスクをすることで肌荒れしてしまう人に向けて原因と対策をまとめたので紹介していきます。

【不織布マスク】
繊維や糸などを織らずに、繊維くっつけた薄いシート状の布のマスク。通気性がいいことや細かい粒子を通さないので病院でも多く使われる。また値段が安く、使い切りマスクであるので手に入りやすい。

マスクによる肌荒れの原因

肌荒れにはいろいろ原因がありますが、ここではマスクによる肌荒れを紹介します。主にマスクの素材が合っていなかったり、汚れが溜まってしまうことが原因です。

マスクによる肌荒れにはこんな症状があります↓

  • ニキビ
  • 炎症・かゆみ
  • 乾燥

ニキビ

マスクの中は、呼吸をすることで蒸れやすくなっています。そうすることで口周りの皮脂が多く分泌され、雑菌が繁殖しやすくなり、普段よりもニキビができやすくなります。

さらに厄介なのは、赤ニキビや黄ニキビなど炎症を起こしたニキビができてしまうんです。

マスクをつけることでニキビがつぶれちゃうことも

つぶれちゃうこともあるので、治りも遅くなり

ニキビができているのにマスクをつけ続けて、またニキビがひどくなるという悪循環が起こります。

炎症・かゆみ

普段、医療関係者がよくつけているマスクは不織布マスクと呼ばれるものです。このマスクはガーゼマスクのように繊維を織っているのではなく、ペタッと繊維や糸を接着しているだけの素材です。そのため、ガーゼマスクよりも肌に刺激が強いです。

擦れることで、かゆみやかぶれが起こります。炎症が起こってしまうと肌の毛細血管が広がって活発な状態になるので赤みも一緒に出てしまいます。

またかゆみがでてしまうと、触ったり、指でかいてしまったりするので治りが悪くなってしまいます。

乾燥

マスクをしていると乾燥は無縁のように思いますが、マスクを外すことで一気に肌の水分が蒸発します。そのため、普段乾燥肌でない人もマスクにより肌が乾燥してしまいます。

肌が一気に乾燥することで、肌のバリア機能が弱くなります

マスクが原因でこんなにたくさんダメージがくるとは…

マスクで肌荒れを起こさない!対策を紹介

  • マスクの下にガーゼを挟む
  • 内側が肌に優しいマスクを使う
  • 肌荒れしたところにワセリンを塗る
  • こまめに保湿をする
  • 洗顔は優しく
  • 皮膚科の薬を頼る

上に書いているのは、簡単にできる肌荒れ対策です。一つずつ説明していきますね。

マスクの下にガーゼを挟む

マスクの下にガーゼを挟むと不織布の刺激が和らぎます

もしガーゼがない!という人はちょっと高めの柔らかいティシューを挟むだけでも全然違います。

 

内側が肌に優しいマスクを使う

職場にはないかもしれませんが、市販のちょっと高めの肌に優しいマスクを使うのもいいです。

ただ今はマスクが手に入りにくいので悩むところではありますね…

 

肌荒れしたところにワセリンを塗る

マスクで肌荒れしてしまったところには保湿剤のワセリンを塗ってみてください。

直接肌にマスクが当たらなくなるので、刺激が軽減します。

 

こまめに保湿をする

こまめに保湿するといっても汗をかいた口周りの汚れをオフしてから保湿してください。

軽く洗ったり、ティシューで汗を拭きとってから保湿します。お昼休憩やトイレに行ったときにするのがおススメです。

 

洗顔は優しく

肌がゴワゴワしてしまうとどうしてもしっかり汚れを落としたくなりますが、しっかり泡立てて優しく洗顔してください。

ごしごしすると逆効果で肌のバリア機能がもっと落ちてしまいます。

 

皮膚科の薬を頼る

最終的には皮膚科の薬も頼りましょう。韓国ではニキビは病気ともいわれています。

肌荒れくらいで病院なんて…

と思う人もいるかもしれませんが、結構ニキビでも病院に来る人はいるので、ぜひ悩んでいたら一度病院の先生に診てもらってください。

おわりに:正しいケアで肌を守ろう

この記事ではマスクで起こる肌荒れの原因と対策をまとめてみました。

もちろん個人によって合う方法と合わない方法があると思うので、できることから実践してみてください。

それでは、また。